学校からのお知らせ
食欲の秋 第2段です
集団調理実習担当 片岡忠徳
先日、本校の中国料理の非常勤講師である海老さんのお店「侑善」に家族四人で日曜のランチを食べにおじゃましました。
私と息子は大の麺食いでありまして、オーダーは「担担麺」です。
息子は、幼い頃からの私の教育で少々の辛いものは平気で「担担麺」も大好きです。
私は大の辣油好きで「激辛一杯」と注文したのですが、海老さんの奥様に止められ「チョビ辛」に変更です。
そして出てきた「担担麺」。
辣油の黒赤い色彩のなんと美しいこと、かなりそそられます。
次は香りを楽しみます。
葱の香りがするこうばしい辣油、他にも山椒や八角のにおいもします。
鼻毛がヒクヒクしてきます。(本当です)
そしてお次はスープです。
一口飲むとなんとコクのある味。
鶏ガラ、胡麻はもちろん、搾菜かヤーツァイか?
ほどよい発酵臭、かくし味の蝦米の味も私は見逃しません。
麺はというとこれまた素直な細めのストレート麺。
これぞ中華そばという仕上がりです。
全てが通好み。
そこいらにある胡麻、辛み少なめのお子様、女性好みの上品な食べやすい味では決してありません。
しかしこれぞ本物、王道の味。
確実に私は一滴残さずいただきます。
(次週に続く)