あめ細工の授業にわくわく!
こんにちは!製菓実習副手の宮崎です。
札幌もだんだんと秋が深まり、寒くなってきましたね。
今日は製菓技術専攻科、2年生の授業で 『あめ細工』 の実習を行いました。
湿度が低い今の時期は、あめ細工を行うのに適した季節なのです。
初めてのあめ細工に苦戦しつつも、夢中に取り組む学生達の様子をアップさせていただきます。
まずは 『流しあめ』 です。
皆、好きな色をつけて、色とりどりの土台を作ります。 キラキラしていて、きれいですよ
ね!
次に 『引きあめ』 です。こちらは『流しあめ』とは異なり、ゴム手袋をつけて直接熱い飴を触り、
引き伸ばすことによって空気を含ませ、あめ独特のキラキラとしたツヤを出して使用します。
左から、G3クラス吉岡さん、G2クラス富所さん!
熱いあめを一生懸命に引いてます。真剣勝負です!
この引いたあめで、バラ、葉、リボンを作ります。
こちらは加納先生のバラとリボンです。↓ 学生達も、この輝きをめざしてがんばります!
熱すぎるあめを使うと、形が保たれないですし、冷えすぎてしまうとすぐにパリン!と割れてしまいます。
あめの温度、かたさの丁度良い加減をつかむのが難しいところなんです・・・
次は 『ふきあめ』 です!その名の通り、あめに空気を吹き入れ、膨らませる技法です。
まずは加納先生のデモンストレーションを見て・・・
ぷくぷく~っと、あめが膨らんだ瞬間、皆のわくわくした良い表情が見れました!
さぁ、次は皆の番です!
なかなか、まんまるに膨らますのは難しい!
薄い部分が膨らむ途中に割れてしまうことも・・・
慎重に・・・慎重に!
そして・・・いよいよ、最後の仕上げです!
部品をコツコツ作り上げたのに・・・最後の接着でガシャン!と割ってしまう人もちらほら・・・
自分の壊れた作品にタイトルをつけて、 『破壊』とか『迷い』とか言っている人達も・・・(笑)
まずは、じゃじゃじゃーん!加納先生の作品!さすが・・・の一言です。皆、惚れ惚れしてました!
皆の作品はどのように仕上がるでしょう・・・?それにしても楽しそうですね♪
はい!製菓のクラスには少人数しかいない、男性陣もバッチリ出来ましたよ~!
まぁ!華やかな女性陣の作品も出来上がりました! それぞれの個性が光ってますね~!
あめ細工は工芸菓子なので、実際に社会に出てから必要になる技術ではないかもしれません。
しかし、将来パティシエになるに当たって、今日皆が言っていたように「楽しい!」と思えることは
とても大事なことだと思います。何か強みを持つこと、つらいと思ったときに引き留めてくれる何かが、
もしかしたら、あめ細工だ!という人も出てくるかもしれません。
今日教わったこと、掴んだ感覚は自分のものにしてくださいね~!
あと、作品は壊さないように、気を付けて持って帰ってくださいね!(笑)