学校からのお知らせ
水耕栽培ブログ「循環式水耕栽培装置」作製(前編)(2011.7.28)
島 周平(食品学:調理技術専攻科C1副担任)
こんにちは、皆様いかがお過ごしでしょうか。水耕栽培ブログも早3回目の更新となりました。
さて、今回は「循環式水耕栽培装置」を作製します!
まず、このような装置を作る理由なのですが、植物が生育するのに必要なものの1つは “養分”でして、本来は土から必要な養分を根から摂取するのですが、水耕栽培では水の中に養分を入れてあげる必要があるわけです。もう一つ必要なのが”酸素”です。つまり、植物の根も「呼吸」しているんですね。
その”養分”と”酸素”をうまく循環させて行き渡らせてあげようというのがこの循環式水耕栽培装置というものなのです!!
しかし、いかんせんこの様な装置を作るようなノウハウは持ち合わせていないので、設計事務所の山本さんの監修のもと行わせていただきました。山本さん、そして管理の大野さん、多大なご協力ありがとうございます。
今日は植物を栽培する「台」の部分を作ります。
先日、大型ホームセンターでその材料となる木の板、鉄パイプなどを買いました。まずは天板の作製からということで、これが材料です。
上の写真のように棒を木の板に釘で打ちつけます。
のこぎりを使うのはもう10年ぶりでしょうか、かなり苦戦してしまいました。
大野さんののこぎり捌き(?)はさすがです!私も見習わらねば。
これで天板部分は完成です!!
続いて土台作りです。
土台は工事現場の足場で使う鉄パイプを組み立てて作ります。
見事土台が完成です!!
さきほどの切り込み部分に鉄パイプがはまってズレずに安定するようになっております。
天板を3枚のせて完成です!!
液肥が入った重たいコンテナをのせても大丈夫なくらい頑丈です!!
今日の作業はここまで。次回は後編をお送りしたいと思います。