北京で活躍する卒業生

本田　卓也（中国料理担当　調理科夜間部担任）

平成17年3月調理技術専攻科(中国料理専攻)卒業の横山大悟君が1年ぶりに遊びに来ました。

彼は卒業後、東京全日空ホテル(現ANAインターコンチネンタルホテル東京)中国料理花梨に就職し、その後赤坂の「新葡苑」という中国料理店にうつりました。
ここでは在職中にTBS（HBC）土曜日23:30~放送「チューボーですよ！」の”未来の巨匠”のコーナーで全国に彼が紹介されました。

さて、彼がどうやって北京で活躍かといいますと…、

彼は昨年、深く”中国”を勉強しに上海にある大学に行き、今月ビザの関係で一時帰国(今回学校に寄った)。この機会に、大学を退学し(かなりの中国語をマスターしたため納得して)中国本土で料理修業をと考えていました。
新葡苑在職中の上司からの紹介で、今回、北京の「三全公寓」という高級マンション兼ホテル内にある広東料理レストラン「陶朱公館」に就職が内定。6月より仕事を開始します。

彼の夢を聞いたところ、
「この1年間で中国各地を旅しておいしい物をたくさん食べてきた。上海での生活で、現地で成功するヒントも何んとなく掴んだ。」
「これから北京で修業をし、生活しながらもっともっといろんなものを習得したい」
「そして上海で30歳までにはお店を出したい（現在26歳）。そしてそれを基盤に北海道に2号店を出したい。」

中国に渡るにはかなり決意が必要だったのでは？との問いに、
「いっぱい借金（親からと奨学金）をしていますよ。でも、これから返して夢のために頑張りますよ！だって、人生は一回しかないんですから！」

先生たちも全力で応援して行きます！
がんばってください！