光塩学園恒例の”留学生による特別給食”
片岡忠徳 (集団調理実習担当 調理科A2クラス担任)
集団給食、久々のブログは、2月15日に行われた、光塩学園恒例の留学生メニュー!
A1クラス堤田千草さんのパラグアイ料理、アサード・ア・ラ・オーリャ(鍋でローストしたもの)、サルサ・クリオージャ(野菜たっぷりの酸味の効いたソース)、辻ヴィトルのブラジル料理コシーニャ、リゾーリス(ブラジルのコロッケ)
今回伝えたいのは、味はもちろんですが、それよりもA1クラス皆のチームワーク!
15日の為に学生たちは2日前よりそれぞれ15名ほどが給食室に集まり、コシーニャ、リゾーリスの仕込み。
「腹減った!」「何か食いたい」「集中できない」
などの小言は無視し、それぞれ500個分の生地を作り、それに牛肉、鶏肉のアンを包み込む作業。
なんだかんだ言いながら終わった後の皆の満足気な顔、私こういうのが“好き”です
そしていよいよ15日当日、朝8時には辻君を筆頭に続き集合。Kクラスの二人を含め、今日は10名で作業。
この絵も辻作、気合いが感じられます!こういうセンスもあるんだなぁ
これは前日から煮込みやわらかくなった豚のスペアリブ。一個180gで500人前だとこんな感じです。
切り込み班、ホール班などに分かれ、11時半のオープンに向かってスタートです!
スペアリブはコンベクションに移動、堤田さんはパラグアイ名物サルサ・クリオージャ作り。
このソースは何と言ってもさわやかな後引く酸味が決めて!ピーマンの苦みも◎このソースだけ舐めても「ん??」という感じが、スペアリブと組み合わされることによって生まれる味のハーモニー♪これが料理の妙!人間と自然界が作り出す技です。
11時を過ぎる頃からは辻君があわただしくコシーニャ、リゾーリスを揚げはじめます。私の余裕を持って揚げろ、という助言にも「アツアツを出したい」の一言でバッサリ…
11時半、いよいよ給食開始と同時に一気に学生が流れ込みます。
いつもとは違う初メニューに、学生達の驚きと笑顔にもううれしくなります。
忙しいと追われながらもアッという間の2時間。
疲れたところでやっと自分達の給食。男の子達のおかわりの量にはびっくりさせられます。
終わってみれば大成功!!
今日いるメンバーはもちろんですが、A1クラス全員、芳賀先生の力ですな~!!!
堤田さん、辻君お疲れ様!!
今日の給食は光塩学園の歴史に残りますよ!
パラグアイ、ブラジルに帰っても元気な活躍祈ってます!!
ありがとう!!